巨大地震は近い!?

間違いなく来る巨大地震

大地震は歴史の繰り返しの事実から見て必ず来ます。

おもな歴史上の大地震 M:マグニチュード

684年 南海・東南海大地震(M8.4)
887年 南海・東南海大地震(M8.6)
1096年 南海・東南海・南海大地震(M8.4)
1099年 東海・南海地震(M8.0)
1361年 南海地震(M8.4)
1498年 東海・東南海(南海)大地震
1604年 東南海・南海大地震(M7.9)
1707年 東海・東南海・南海大地震(M8.4) ※49日後 富士山噴火
1854年 東海・東南海・南海大地震(M8.4)
1944年 東南海大地震(M7.9)
1946年 南海大地震(M8.0)

地震により倒壊した建物
地震による地割れ
写真出典(財)消防科学総合センター

プレート境界型地震はでかいぞ!

プレート境界のズレ

阪神淡路大震や中越地震、福岡玄海島の福岡県西方沖地震などは「活断層のズレ」によるもので、断層に沿って両側500m位が強い影響を受けても、被害はそれほど広範囲に及んでいません。

それに引き換え「プレート境界のズレ」によるスマトラ沖地震等の地震は、規模・範囲共に大きく、広範囲に影響を及ぼし、且つ周期的に起こる特徴を持っています。

余震も「活断層型」が数ヶ月で終息するのに比べ、「プレート境界型」は一年以上続くと言われています。
30年前から「想定東海大地震」が騒がれているのも、「ここ150年位日本人が体験していない“プレート”の跳ね上がり」と言われている巨大地震だからなのです。

1996年、川根町の地震の際にプレートの周辺の固着域(アスペリティー)の一カ所が外れたのを初めとして、その後、浜名湖・藤枝・静岡と留め金が外れ出しています。
あといくつ外れたら…!!
だから「東海地震のスタートはもう始まっている」と言います。しかし多くの市民は「お役所が、自衛隊がなんとかしてくれるサ」と言います。
この“あなたまかせ”の危機意識の無さには大きい警告かもしれません。生き残りたい人だけでよい、今真剣に考え、準備する時なのです。

東海大地震も近い!

今想定されている「想定東海大地震」はマグニチュードでは8.4、阪神淡路大地震の30倍位、小田原から豊橋までの間が、約60秒間、震度6〜7位の大きさで揺れると予想されています。
震度6〜7とはどの程度かというと「耐震力の弱い木造の建物では30%〜それ以上が倒壊し、耐震性が高いと言われる鉄筋コンクリートの建物でも地盤によっては傾いたり大きく破損するものがある大きさ」と言われています。 
これは“もうすぐ”といわれる想定東海大地震だけでなく、エネルギーが蓄積している多くの場所でも例外ではありません。

ちなみにそれらの想定被害額は、阪神淡路大地震が10兆円、ハリケーン・カトリーナの20兆円に対し、想定東海大地震では37兆円、東海・東南海同時発生の場合は57兆円、関東直下の大地震では112兆円の被害額と試算されています。 
地震はいつくるか解らないが、少なくても想定されている場所では、迎え撃つ心構えで生き残る工夫と周到な準備をしておく必要があります。

家具・テレビは転倒というより飛んでくる

神戸の活断層の上で震度7の被害に遭った人の話では「アップライトピアノが跳ね上がって天井にぶつかった」「大型のテレビが空中を飛んだ」「タンスも倒れるという感じではなく、飛びかかってくるという感じであった」といいます。 
今生きている人が経験したことが無い巨大地震です。
家の中にある家具や家電は、それぞれに合った方法で固定しておきましょう。 
しかし家が倒壊するかもしれない地震で、固定した家具だけが立っているはずはありません。完璧のものではなくとも転倒までの数秒間を遅れさせることで命を救える可能性が高くなるのです。いずれにしても準備しすぎる事はありません、無駄を恐れず今実行しておく事をお勧めします。

自宅内で備えておきたいこと

  • 家具や食器棚や冷蔵庫やピアノ等はその家に合った方法で固定
  • 天井や壁にかけてあるものは外すか特殊な方法で落下しないように
  • テレビやコンピューター、オーディオセット、置物、花瓶は粘着ゲルが使いやすく効果的


家具や家電は、壁や柱にしっかりと固定

就寝中に起こる確率が1/3

地震の起こる確率の1/3は最も無防備な寝ている時です。 大地震の収まった後の家の中は、タンスや家具の倒壊、食器棚からは大量の食器が散乱・破損、そしてもうもうと立ち込める埃。それが真っ暗な中で起きたらと考えてみてください。
就寝中の身の安全はもちろん、安全に避難ができるよう準備が必要です。

寝室で備えておきたいこと

  • 寝室内のタンス、テレビ、装飾品などは低い位置にするか、固定するか、位置を変えるか、部屋の外に出すか検討する。
  • また揺れる灯具も危険なものである。
  • 就寝中に地震が起きたら「身を小さくして布団を被り、慌てず揺れが収まるまで待つ」
  • 安全に外に避難する為には、停電時自動点灯ランプ、感震点灯ランプの設置の他、ヘルメットまたは防災頭巾、懐中電灯、綿 軍手、防塵マスク、サンダル、防寒着、ゴーグル、500mlの水を袋に入れてベッドサイドにくくりつけておきたい。
  • 高層階に住んでいる場合は万一入り口から出られないことも考え脱出用の梯子や、ロープ等の備えが心強い。

防災用品のセット

しばらくは救援に「来られない」「来てくれない」

巨大地震の発生に対して「お役所や自衛隊が何とかしてくれる」という考えの人、「来る来ると言っても四半世紀も来て無いじゃないの」と発生を疑っている人、さらに巨大地震が起きても「自分と家族だけは災害に遭わない」と考える楽観的な人々が多いことが、地震に対する防災対策や災後の生存のための必需品の備蓄が進んでいない原因です。 
しかし今度発生が懸念されている巨大地震はプレートの跳ね上がりによるものであり、規模が大きく広範囲にわたる被害が予測されます。

一説によれば小田原から豊橋までが強い地震に見舞われ大きい被害が予想されるとも言われています。
災害担当者であっても、自宅が倒壊し、自分の家族が危険な目にあっているのを振り切ってすぐに職場に行く事は困難でしょう。
仮に役所に備蓄品があっても指揮命令系統がしっかりしていなければ住民への公平な配布は出来ないので、数日間(3日位)は救援活動は出来ないと思った方が良い。この可能性を考慮して、自分と家族の救援、生き残りは自分自身で行うことが大事です。 数日は誰も助けに「来られない」「来てくれない」、その実情をよく理解して対処しましょう。

役所の備蓄は少ない

役所は避難場所に避難してきた人々に、安全に身を横たえられる空間の確保、生きるのに必要な物資(水、食料、トイレ、布団、毛布等)の供給をしますが、地震対策では最先端を行っている静岡県ですら、食料は1,400万食の不足、飲料水では2,200万Lの不足、簡易トイレでは2,300基が不足しているといいます。

では自衛隊が何処かから運んできてくれるのでしょうか?全ての避難者数の食料や水はそう簡単に入手できる訳ではありません。前項に重ねて、数日は自分達の力で生き残ることが要求されるのです。

“余震”が必ず来る!

大地震では余震はつきものといわれます。
本震が去ったら一旦、余震で“建物”や“瓦”や“ガラス”が倒壊したり飛来する恐れの無い外へ避難。本震が収まってしばらくすると、火の始末や、電気のブレーカー切りや、貴重品や備蓄品を取りに、家の中に戻ることが考えられます。その時は必ず「余震は来るもの」と考え、「隣人に中に入ることを伝え」「落下物から頭を保護して」中に入り、出来るだけ早く出ることを考えましょう。

通常余震は本震より小さいものと言われていますが、本震で建物に大きなダメージを受け、かろうじて立っていたものが余震で倒壊するといった事が起こるので、外観で危険性を確認してからの方が良いでしょう。過去の大地震で被災した人々の中には、本震後、家が大丈夫であっても余震が続き、恐怖心がトラウマとなって家の中で安心して生活が出来ないという人もいます。
震災後の対策は心の事まで考えておく必要があります。

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